一般会計、過去最大=2年連続の100兆円超―20年度予算案

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国の2020年度予算案で、一般会計総額が19年度の101兆4571億円を上回り、過去最大となることが9日、分かった。100兆円を超えるのは2年連続で、社会保障費や防衛費の増加が予算膨張の主な要因となる。

防衛費は宇宙など新分野の開発強化などから、過去最高だった19年度の5兆2574億円を上回ることが濃厚だ。社会保障費は、高齢化に伴う自然増が約5300億円。財務・厚生労働両省は制度改正などで社会保障費を圧縮する方向で調整しているが、それでも高齢化による増加分は4000億円を超えることが確実視される。

10月の消費税増税に伴い導入された幼児教育・保育の無償化に関しては、20年度から通年分の費用が計上されるため、増加要因となる。また、キャッシュレス決済で買い物した際のポイント還元制度のための費用も盛り込まれる。

歳出膨張が進む一方、20年度の税収は伸び悩みが見込まれ、財源は国債発行に頼らざるを得ない。当初予算ベースで11年度予算から減少させてきた新規国債発行額が、増加に転じる可能性も出てきている。

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