アパレル元代表ら逮捕=着服疑い、被害数千万円か―「司法取引」利用・東京地検

社会

アパレル会社「GLADHAND」(東京都渋谷区)の資金を着服したなどとして、東京地検特捜部は10日、業務上横領の疑いで元同社代表取締役、幸田大祐容疑者(41)=東京都港区=ら2人を逮捕した。いずれの認否も明らかにしていない。被害額は数千万円に上るとみられ、特捜部は日本版「司法取引」を利用して捜査していた。

関係者によると、取引に合意したのは、不正に関与し、手口や経緯を把握する同社社員。特捜部は、社員から幸田容疑者らの着服を裏付ける証拠の提供を受ける見返りに、社員を起訴しない約束をしたもようだ。

司法取引の適用は昨年6月の導入以来、日産自動車の前会長カルロス・ゴーン被告(65)に続く3例目とみられる。

幸田容疑者らの逮捕容疑は今年7月中旬~8月中旬、5回にわたり、世田谷区の会社事務所で売上金計約500万円を着服した疑い。

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