伊方原発、使用済みMOX取り出し=国内初―四国電力

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四国電力は12日、プルサーマル発電をしてきた伊方原発3号機(愛媛県伊方町)の稼働を26日に停止し、使い終えたウラン・プルトニウム混合酸化物(MOX)燃料を取り出すと発表した。四国電によると、1997年のプルサーマル計画発表後、商用原発で使用済みMOX燃料を取り出すのは国内で初めて。

政府や電力会社は、使用済み核燃料からプルトニウムを抽出し原発の燃料として再利用する「核燃料サイクル」の一環として、通常の原発でプルトニウムとウランの混合燃料を使うプルサーマル発電を進めている。

伊方原発3号機は2010年にMOX燃料16体の使用を始めた。来年4月27日までの定期検査中に全16体を取り出す。使用済みMOX燃料の再利用も検討する。ただ、MOXを再処理する施設がなく、同原発内で保管する見通しだ。

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