三菱重工、長崎の造船所売却検討=香焼工場、創業の地で

経済・ビジネス

三菱重工業が創業の地の長崎市にある造船所の一つ香焼工場を、国内造船3位の大島造船所(長崎県西海市)に売却する方向で検討していることが12日、分かった。中国・韓国勢との競争激化により事業環境が厳しくなる中、建造体制を縮小してコスト削減を図る。

国内の造船業界では首位の今治造船(愛媛県今治市)と2位のジャパンマリンユナイテッド(横浜市)が11月に資本・業務提携を発表。今後、再編の動きが一段と加速する可能性がある。

香焼工場は、三菱重工の国内最大級の造船所で1972年に完成。主に液化天然ガス(LNG)や液化石油ガス(LPG)の輸送船を手掛けているが、LNG船の建造は9月で途絶え、現在はLPG船を建造している。ガス船は中韓との競争が特に激しく、採算の改善が見込めないと判断したもようだ。

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