「バロンズ」日本語版を刷新=米投資情報を拡充、ウェブも―時事通信

経済・ビジネス

時事通信社(東京都中央区、大室真生社長)は16日、米投資情報誌「バロンズ」の日本語版「バロンズ・ダイジェスト」をリニューアル創刊したと発表した。提供する翻訳記事の数を大幅に増やしたほか、ウェブサイトを立ち上げ利便性を高めた。

米バロンズ誌は、米経済メディア大手ダウ・ジョーンズ社が約100年前に創刊。鋭い分析とそれに基づく先見性に富んだ金融・経済記事で知られる。時事通信は2010年から、ダウ社との協業で日本語版を発行していた。

時事通信は、従来週末に10本配布していたバロンズ誌の翻訳記事を、平日のネット配信を含めて週間最大25本に増やす。記事に登場する米株式銘柄の価格情報も閲覧できるようにし、使い勝手を大幅に向上させた。

バロンズ誌は米国で、個人投資家のほか、銀行・証券会社、機関投資家やファイナンシャル・アドバイザーなど金融のプロが購読。購読数は61万件に上る。取り上げた個別銘柄の株価が直後に大幅高となるケースも目立ち「バロンズ効果」と呼ばれている。かつて取り上げた日本の銘柄が、週明けの東京市場で急騰したこともある。

ダウ・ジョーンズ社バロンズ・グループの発行人兼エグゼクティブ・バイス・プレジデントのアルマー・ラトゥール氏は「超一流のバロンズ誌のコンテンツを日本の読者にこれまで以上に提供できるようになる」と、時事通信の取り組みを評価。「今後の日本でのバロンズ誌の成長戦略に沿っている」と期待を表明した。

バロンズ・ダイジェストのURLは、https://barrons.jiji.com。(了)

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