いすゞ、UDトラックス買収=事業価値2500億円、ボルボと提携

経済・ビジネス

いすゞ自動車は18日、スウェーデンのボルボグループの完全子会社UDトラックス(旧日産ディーゼル工業、埼玉県上尾市)の全株式を取得すると発表した。UDブランドで展開している日本国外の事業も受け継ぐ。買収手続きは2020年末までに終える予定。いすゞはUD株式などの事業価値を約2500億円と見込んでいる。買収価格は今後詰める。

いすゞはボルボと商用車分野で包括提携することも公表した。電気自動車(EV)や自動運転といった先進技術分野で協力する。次世代技術の開発競争や世界的な排ガス規制強化、中国勢の台頭などで事業環境が厳しさを増す中、提携をてこに生き残りを図る。

東京都内で記者会見したいすゞの片山正則社長はUD買収後、トラックの車種削減に踏み切る考えを示した。両ブランドについては併存させる方針。片山氏は「いすゞと一体化することで(品質向上などを通じ)UDブランドがさらに強くなる」と語った。

ボルボ子会社のUDトラックス買収を発表し、ボルボのマーティン・ルンドステットCEO(右)と握手するいすゞ自動車の片山正則社長=18日午後、東京都港区ボルボ子会社のUDトラックス買収を発表し、ボルボのマーティン・ルンドステットCEO(右)と握手するいすゞ自動車の片山正則社長=18日午後、東京都港区

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