来年3月10日に避難解除=富岡町の駅周辺、帰還困難区域―福島

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政府は20日、東京電力福島第1原発事故で帰還困難区域に指定された福島県富岡町のJR常磐線夜ノ森駅周辺の避難指示を、来年3月10日に解除する方針を決めた。20日に富岡町と最終協議し合意を得た。今後、政府の原子力災害対策本部で正式決定する見通し。帰還困難区域の避難指示が解除されるのは初めて。

政府は来年3月末までに予定されている常磐線の全線再開に合わせ、帰還困難区域内にある3駅周辺の避難指示を解除する方針。双葉駅(双葉町)、大野駅(大熊町)周辺についても、解除日を両町や県と協議中で、関係者によると、双葉駅周辺は3月4日、大野駅は同5日を軸に最終調整している。

今回、解除対象となった範囲は、夜ノ森駅や、駅と避難指示が解除されている区域までをつなぐ道路の約1.1キロメートルなど。環境省が除染を行い、駅前広場の線量は10月17日時点で平均毎時0.63マイクロシーベルトとなっている。

JR夜ノ森駅周辺の避難指示解除で合意し、記者会見する富岡町の宮本皓一町長(右)ら=20日午前、同町
JR夜ノ森駅周辺の避難指示解除で合意し、記者会見する富岡町の宮本皓一町長(右)ら=20日午前、同町

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