高齢者虐待、件数最多に=施設は2割増―厚労省調査

政治・外交 暮らし

厚生労働省は24日、2018年度の高齢者虐待に関する調査結果を発表した。特別養護老人ホームなどの介護施設職員が加害者となったのは前年度比21.8%増の621件、家族らによるものは1.0%増の1万7249件といずれも過去最多を更新した。件数が増加したのは、高齢者虐待に対する社会的関心の高まりに加え、施設や自治体の対策強化などにより、自治体への相談・通報が増えたためとみられる。

調査結果によると、介護職員から虐待を受けた人数は特定できただけでも927人で、このうち74.2%に当たる688人が女性だった。全体のうち半分以上の人は殴るなどの身体的虐待を受けていた。一方で、特定できた加害者723人のうち過半数が男性だった。業界全体に占める男性職員の割合が約2割であることを考えると、相対的に男性の割合が高いことが分かった。

[Copyright The Jiji Press, Ltd.]

時事通信ニュース (経済)年金・医療・社会保障政策 暮らし 日本