日産、ナンバー3の退社発表=関・副COO、再建に打撃

経済・ビジネス

日産自動車は25日、ナンバー3で副最高執行責任者(COO)を務める関潤氏が退社すると発表した。本人が同日、辞表を提出した。関係者によると、日産は1月中旬までに後任を決める考え。関氏は今月1日、副COOに就任したばかりだった。経営再建を担う3首脳の1人が去ることは、日産にとって大きな打撃となる。

関氏は日本電産に次期社長含みで入社するとみられる。日産では、業績回復やグローバル商品企画といった重要な任務を担当。生え抜きで人望も厚く、来年2月の臨時株主総会で取締役に就く予定だった。日産は関氏の後任について、約10人の候補者の中から絞り込む作業に着手した。

日産は今月、内田誠社長兼最高経営責任者(CEO)、アシュワニ・グプタCOOと関氏による集団指導体制に移行。報酬不正を引き起こした前会長カルロス・ゴーン被告の一極支配から脱し、経営の立て直しを本格化させたばかりだった。

同社は25日、「会社の信頼回復と業績の立て直しは、着実に改善が進んでいる。今後も全社一丸となって取り組んでいく」との談話を発表した。

関潤氏関潤氏

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