村岡兼造氏死去、88歳=元官房長官、日歯連事件で有罪

社会 政治・外交

第2次橋本改造内閣で官房長官を務めた元自民党衆院議員の村岡兼造氏(むらおか・かねぞう)が25日午後4時57分、がんのため東京都内の自宅で死去した。88歳だった。秋田県出身。葬儀の日取りなどは未定。

秋田県議を経て、1972年の衆院選で旧秋田2区から初当選した。当選9回。郵政相、運輸相、官房長官を歴任し、自民党で国対委員長や総務会長を務めた。党では道路族で知られた。

2003年9月の党総裁選で、所属の橋本派は自主投票を決めたが、小泉純一郎首相(当時)の再選支持を表明。同じ派閥の野中広務氏(故人)から「毒まんじゅうを食った」と批判された。同年11月の衆院選で落選し、政界を引退した。

橋本派の日本歯科医師連盟(日歯連)1億円ヤミ献金事件で04年、政治資金規正法違反に問われ在宅起訴された。一貫して「えん罪」を主張し、一審では無罪判決を勝ち取ったが、二審で逆転有罪となった。上告が棄却され、禁錮10月、執行猶予3年の二審判決が08年に確定した。

[Copyright The Jiji Press, Ltd.]

時事通信ニュース 訃報 社会 政党 日本