福島県双葉町の避難指示、一部解除決定=3月4日、原発事故後初

社会 経済・ビジネス 暮らし

東京電力福島第1原発が立地し、事故により唯一全町避難が続く福島県双葉町の避難指示が来年3月4日に一部解除されることが26日、政府と同町の協議で決まった。同町での避難指示解除は初めて。今後、政府の原子力災害対策本部で正式決定する。

主な解除対象は、太平洋に面する町北東部の避難指示解除準備区域で、同町の面積の4%に相当する。除染により線量が平均毎時0.16マイクロシーベルトに下がり、解除要件を満たすと判断された。ただ、居住は想定されておらず、域内にある産業団地への企業誘致や、来夏開業予定の震災伝承施設への来訪者受け入れなどが検討されている。

3月末までに予定されているJR常磐線の全線再開に合わせ、帰還困難区域となっている双葉駅周辺も避難指示が解除される。

記者会見する福島県双葉町の伊沢史朗町長(右)ら=26日午後、いわき市記者会見する福島県双葉町の伊沢史朗町長(右)ら=26日午後、いわき市

[Copyright The Jiji Press, Ltd.]

時事通信ニュース 事故 社会 原子力 安全・危機管理 災害 暮らし 日本 東北 福島県