英拠点、輸出の司令塔に=権限委譲で事業強化―アサヒグループHD・小路社長

経済・ビジネス

アサヒグループホールディングスの小路明善社長はインタビューに応じ、英国にある拠点に高級ビールの輸出ビジネスの中核を担わせると明らかにした。「スーパードライ」輸出の戦略立案についても「日本から権限委譲する」と表明。効率を高めて海外事業の収益向上につなげる。

拠点とする英子会社は来月に社名変更し、英国人を責任者に据える。中国や北米など6地域に向けて「スーパードライ」とイタリアの「ペローニ」、オランダの「グロールシュ」の計3ブランドを高級ビールとして売り込む。小路社長は「欧州事業の買収後、英国でスーパードライは一気に高級価格帯になり、販売量も伸びた」と語り、ブランド力を一段と強化する考え。

国内では、ビール類(ビール、発泡酒、第三のビール)の販売数量実績の発表を来月分から取りやめる。小路社長は「市場が縮小する中、シェアより単価アップなどバリュー(価値)創出を目指すため」と説明し、グループ全体で利益成長を重視する方針を強調した。

インタビューに答えるアサヒグループホールディングス(HD)の小路明善社長兼最高経営責任者(CEO)=20日、東京都墨田区インタビューに答えるアサヒグループホールディングス(HD)の小路明善社長兼最高経営責任者(CEO)=20日、東京都墨田区

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