個人向けでメガと連携も=地銀との協業拡大―野村CEO

経済・ビジネス

野村ホールディングスの永井浩二グループ最高経営責任者(CEO)はインタビューに応じ、国内大手銀行(メガバンク)との連携について「個人向け事業であれば喜んで組みたい」と前向きな姿勢を示した。地方銀行との協業拡大にも意欲を見せ、提携を発表した山陰合同銀行以外から打診があることを明らかにした。

個人向け事業について、永井氏は「地銀やメガバンク3行の顧客基盤は圧倒的で、魅力的だ」と強調した。一方、法人部門に関しては「メガ(バンク)の系列に入れば、他の系列企業と取引できなくなる」と説明し、資本関係を含めた包括提携は「ないと思う」と述べた。

地銀との協業では、野村は顧客層を拡大でき、地銀は商品やノウハウを強化できるため双方に利点があると指摘。今後は相手次第で資本提携も選択肢になり得ると語った。

永井氏は来年3月末でCEOを退任する。少子高齢化やデジタル化などに対応し得る構造改革に一定のめどが付いたとして、奥田健太郎グループ共同最高執行責任者(COO)に後を引き継ぐ。

インタビューに答える野村ホールディングスの永井浩二グループ最高経営責任者(CEO)=26日、東京都千代田区インタビューに答える野村ホールディングスの永井浩二グループ最高経営責任者(CEO)=26日、東京都千代田区

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