増田郵政社長「創立以来最大の危機」=信頼回復へ前途多難

政治・外交

日本郵政社長に元総務相の増田寛也氏が6日、就任した。同社グループではかんぽ生命保険の不適切販売問題で、3社首脳が退陣。増田社長は年頭のあいさつで「今回の問題は日本郵政グループ全社にとって創立以来最大の危機だ」と述べた。新しい経営体制は、実態解明や被害者への補償、不正の横行を許した企業風土の改革などの課題を抱え、信頼回復に向け前途多難な船出となる。

増田氏は同日、郵政本社で約200人のグループ会社役員や社員を前に、早期の全容解明や顧客の不利益解消に全力を挙げる方針を示した。その上で、「二度とこのようなことが起きないような再発防止策を講じ、一歩一歩信頼を回復していかなければならない」と訴えた。

増田氏は建設省(現国土交通省)出身。2007年10月の郵政民営化当時の総務相で、13年から約3年間は政府の郵政民営化委員長も務めた。

日本郵政社長に就任し、年頭のあいさつをする増田寛也氏=6日午前、東京都千代田区日本郵政社長に就任し、年頭のあいさつをする増田寛也氏=6日午前、東京都千代田区

[Copyright The Jiji Press, Ltd.]

時事通信ニュース 郵政 日本