日本の19年気温、過去最高=12月記録的少雪―気象庁

社会

気象庁は6日、2019年の日本の年間平均気温(確定値)が平年(10年までの30年平均)を0.92度上回り、1898年の統計開始以来、最高だったと発表した。1990年代以降、地球温暖化の影響で高温となる年が多く、19年は年間を通じて気温の高い状態が続いた。

この統計は都市化の影響が小さく、長期間観測を続ける全国15地点のデータに基づく。19年の最高気温は8月15日に新潟県胎内市で観測した40.7度だが、15地点には含まれていない。同じく15地点に含まれない埼玉県熊谷市で観測史上最高の41.1度を観測した18年の場合、全国年間平均気温は15地点の統計では7番目に高かった。

全国153地点のデータに基づく19年の地域別年間平均気温では、東日本が平年を1.1度上回り、1946年の統計開始以来、18年と並んで最も高かった。内訳でも北陸が平年を1.0度上回って04年と並ぶ最高、東海が1.1度上回って18年と並ぶ最高だった。

他地域の平均気温は、北日本(北海道・東北)と西日本が平年を0.9度、沖縄・奄美が0.8度上回った。降水量は北日本が平年比93%と少なめで、東日本は108%、沖縄・奄美は126%と多め。西日本は100%だった。

一方、19年12月の降雪量は冬型の気圧配置が続かなかったため、北日本の日本海側で平年比47%にとどまった。西日本の日本海側は雪が一時的に降った所があったものの、平年比では0%。いずれも1961年の統計開始以来、最も少なかった。東日本の日本海側(北陸)は3%と、2番目に少ない記録だった。

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