「特定抗争暴力団」に指定=山口組と神戸山口組―6府県公安委

社会

兵庫や愛知など6府県の公安委員会は7日、指定暴力団の山口組と神戸山口組による対立抗争とみられる事件が相次いだことを受け、両組織を「特定抗争指定暴力団」に指定した。

指定は暴力団対策法に基づき、兵庫、愛知のほか、大阪、京都、岐阜、三重各府県の計10市を「警戒区域」に定めた。区域内で組事務所の新設や、対立組織・組員への付きまとい、事務所周辺でのうろつき、おおむね5人以上の組員の集まりなどが禁じられ、違反すれば逮捕できる。

山口組の中核組織、弘道会の本部(名古屋市中村区)には7日午前9時ごろ、愛知県警の捜査員約10人が到着。新たに指定を伝える標章を本部建物に貼り付ける作業に直ちに取り掛かった。同本部は昨年10月の使用制限以来、人の出入りもなく、車で現れた組員2人が作業を見守った。

山口組総本部(神戸市灘区)には午前10時半ごろ、兵庫県警の捜査員約10人が訪れ、出入り口などに指定を伝える標章を貼った。神戸山口組の本部(同市中央区)にも同様の標章が貼られた。いずれも組関係者が立ち会ったが、混乱などはなかった。

山口組弘道会本部で、「特定抗争指定暴力団」に指定されたことを示す標章を貼る愛知県警の捜査員ら=7日午前、名古屋市中村区山口組弘道会本部で、「特定抗争指定暴力団」に指定されたことを示す標章を貼る愛知県警の捜査員ら=7日午前、名古屋市中村区

「特定抗争指定暴力団」に指定する標章を、山口組総本部に貼る兵庫県警の捜査員=7日午前、神戸市灘区「特定抗争指定暴力団」に指定する標章を、山口組総本部に貼る兵庫県警の捜査員=7日午前、神戸市灘区

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