世界成長、今年は2.5%=景気回復鈍く下方修正―世銀見通し

経済・ビジネス

【ワシントン時事】世界銀行は8日発表した経済見通しで、2020年の世界の成長率を2.5%と予測した。米中貿易協議「第1段階の合意」でリスクが後退したことを受け、19年の2.4%からわずかに加速すると予想。ただ主要国の景気回復が鈍く、19年6月公表の前回予測から0.2ポイント下方修正した。日本の成長見通しは0.7%で据え置いた。

21年は2.6%、22年は2.7%と緩やかな回復を見込む。19年はリーマン・ショック後にマイナス成長に陥った09年以来の低い伸びにとどまる。

日本は、昨年10月の消費税率引き上げや輸出低迷などによる成長鈍化を想定した。米国は貿易摩擦を背景とした製造業や設備投資の不振、減税効果の剥落で、20年は1.8%と19年(2.3%)から急減速する見通しだ。ドイツの落ち込みが続くユーロ圏も前回から下方修正した。

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