ゴーン被告「誇り持ち出国したかった」=日本メディアに対応

社会

【ベイルート時事】日産自動車前会長のカルロス・ゴーン被告(65)は10日、逃亡先のレバノン・ベイルートで日本メディアの代表取材に応じ、「このように日本を出るとは思わなかった。誇りを持って出国すると思っていた」と振り返った。一方で出国の経緯については「コメントするつもりはない」と語り、詳細を明らかにしなかった。

ゴーン被告は約30分間にわたって英語でインタビューに応じた。この中でゴーン被告は「自分がやり遂げたこと、日産やアライアンスに誇りを持って出国すると思っていた。不運なことに現実はとても違っている」と指摘。その上で「私が日本に対して敵意を持っていると思わないでほしい。平和的にまた日本を訪れる可能性があればいいと願っている」と強調した。

ゴーン被告は8日に行った記者会見で、自身に対して批判的な論調を取る社を事前に排除し、多くの日本メディアが出席できなかった。10日の代表取材でゴーン被告は「場所が限られていた。日本メディアはどの社も同じ報道をするので、2、3社を入れれば彼らが伝えるだろうと思った」と弁明した。

日本メディアの代表取材に応じるカルロス・ゴーン被告=10日、ベイルート(代表撮影)日本メディアの代表取材に応じるカルロス・ゴーン被告=10日、ベイルート(代表撮影)

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