「責任能力争うのは間違い」=初の被告人質問・相模原殺傷公判―横浜地裁

社会

相模原市緑区の知的障害者施設「津久井やまゆり園」で2016年、入所者の男女ら45人が殺傷された事件で、殺人などの罪に問われた元職員植松聖被告(30)の裁判員裁判の第8回公判が24日、横浜地裁(青沼潔裁判長)であり、弁護側による被告人質問が始まった。

裁判は責任能力の有無や程度が争点だが、被告は冒頭、「責任能力を争うのは間違っていると思います」と述べ、弁護側の方針を否定した。

園で働き始めて以降、意思疎通ができない重度の障害者らについて、国から資金が投入されていることなどを理由に「必要がないと考えるようになった」と話した。事件の約5カ月前に措置入院したことを機に、重度障害者は安楽死させるべきだとの考えが固まったとした。

弁護側が被告の精神障害の原因となったとする大麻については、23、24歳ごろから週2~4回吸っていたと述べた。

植松被告は上下黒のスーツ姿。弁護人の質問に大きな声ではっきりと答えたが、緊張のせいかハンカチで首の汗を拭うしぐさも見られた。

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