前田新会長、NHK改革に意欲=受信料下げ、経営環境見て判断

経済・ビジネス

NHK会長に就任したみずほフィナンシャルグループ(FG)元社長の前田晃伸氏(75)は27日、記者会見し「業務、受信料、ガバナンスの三位一体改革は不断に取り組まなければいけない課題だ」と強調した。受信料値下げについては「下げればいいということではない」と述べ、経営環境などを見極めて判断する考えを示した。

NHKは3月からインターネットによるテレビ番組の同時配信を始める。前田氏は「放送を太い幹としつつ、インターネットも効果的に使っていく」と意欲を見せた。同時配信をめぐっては民放各社などから「民業圧迫」との懸念が強まり、配信時間は1日17~18時間に限定された。将来、配信時間を24時間とするかどうかについては、「(視聴者の)反響を見ながらだ。ありきではない」と述べるにとどめた。

前田氏は安倍晋三首相を囲む財界人の集まり「四季の会」のメンバー。前田氏は「報道機関として不偏不党の立場を守り、放送の自主自律を堅持する」と強調。その上で「与党とも野党とも等距離でやるのがわたしの信念だ」と説明した。

NHK会長に就任し会見する前田晃伸氏=27日午後、東京都渋谷区NHK会長に就任し会見する前田晃伸氏=27日午後、東京都渋谷区

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