トヨタ労組、組合員に要求案提示=賃上げ総額1万100円

経済・ビジネス

トヨタ自動車労働組合(西野勝義執行委員長)は27日、2020年春闘の要求案を組合員に提示した。基本給を底上げするベースアップ(ベア)に当たる賃金改善分の額に固執せず、定期昇給などを含めた賃上げ総額を重視。全組合員平均で月1万100円の賃上げを要求する。

一時金は年間6.5カ月(前年要求・妥結実績ともに6.7カ月)を求める。2月7日に正式決定し、同12日に経営側に要求書を提出する。前年の春闘は1万2000円の賃上げを要求して1万700円で妥結した。今期の業績と雇用をめぐる課題に応じ、賃上げ額・一時金ともに前年の要求・妥結額を下回る水準となった。

ベアは十分な原資を確保した上で、配分については人事評価に応じ差額を拡大するよう見直しを求める。業務に意欲的な組合員に報いることで士気向上を目指す。ただ、ベア「ゼロ」の組合員も想定されるため、理解を得られるよう丁寧に説明する。

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