高浜原発3、4号機停止へ=テロ対策遅れコスト増―関電

経済・ビジネス

関西電力は29日、テロ対策施設の建設の遅れから、高浜原発3号機(福井県高浜町)を8月2日から5カ月弱、4号機(同)を10月7日から約4カ月、いずれも運転を停止すると発表した。テロ対策用「特定重大事故等対処施設(特重施設)」完成の遅れによる原発停止は九州電力川内原発1、2号機(鹿児島県薩摩川内市)に次ぎ2例目。

原発停止に伴う代替火力発電などで計337億円のコスト増を見込むが、関電は「現時点で料金引き上げは考えていない」(広報)という。夏場の電力需要期のため、供給面でも懸念されるが、関電幹部は「自社電源と(他社)融通を踏まえて確保する」と強調している。

福井県高浜町にある関西電力高浜原発3号機(左)と4号機=2019年5月29日福井県高浜町にある関西電力高浜原発3号機(左)と4号機=2019年5月29日

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