防災、景気下支えに4.5兆円=19年度補正予算成立

政治・外交

2019年度補正予算は30日、参院本会議で採決され、与党などの賛成多数で可決、成立した。災害多発を踏まえた防災機能強化や、景気下支えを狙った経済対策を柱に追加歳出は4兆4722億円。財源不足のため3年ぶりに赤字国債を年度途中で発行し、歳入に2兆2297億円を充てる。

追加歳出は、堤防・河川施設強化を含む防災対策(2兆3086億円)や海外経済の下振れに備えた中小企業・農業支援(9173億円)、東京五輪・パラリンピック後の景気対策(1兆771億円)に振り向ける。使われる見込みのない不用分などを差し引いた補正総額は3兆1946億円。

補正の財源には赤字国債などに加え、18年度予算の使い残し(剰余金)から8016億円を投入する。財政法で剰余金の半額(18年度6642億円)と規定された繰り入れ上限を超えるため、30日の本会議では今回に限り容認する関係特例法も併せて成立した。

参院本会議で2019年度補正予算が賛成多数で可決、成立し、一礼する安倍晋三首相(右)と麻生太郎副総理兼財務相=30日午後、国会内参院本会議で2019年度補正予算が賛成多数で可決、成立し、一礼する安倍晋三首相(右)と麻生太郎副総理兼財務相=30日午後、国会内

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