身近なSDGs活動にポイント=時差出勤、レジ袋削減で―東京都

政治・外交

東京都は、国連が掲げる持続可能な開発目標(SDGs)に沿った活動をした人に、ポイントを付与する実証事業を行っている。電車の混雑緩和につながる時差出勤や、プラスチックごみを減らすためのレジ袋削減などに取り組むとポイントがたまる仕組み。ポイントはQRコード決済などで使え、社会貢献とキャッシュレス化を同時に促す狙いだ。2020年度も試行を続ける方針。

実証事業は、大手町、丸の内、有楽町地区の「オフィス型」と、東急沿線地域などの「生活型」を実施。1ポイントは1円に相当し、それぞれ2500万円分、計5000万円分のポイントを発行する。

オフィス型では、利用者が時差出勤をすると1回につき200ポイント、コンビニの一部店舗でレジ袋を断った場合50ポイント、再利用可能な容器を使用した弁当を購入し返却すると400ポイントをもらえる。オフィス入り口やコンビニのレジなどでQRコードを読み取ることでポイントを受け取り、たまった分は地区内のカフェをはじめとした協力店舗で使える。

生活型は交通系ICカードの通勤定期券の利用を条件に、通勤時間帯としては早い始発~午前6時台と、遅い時間帯の午前9時半~10時半に、都区内の東急線駅から乗車すると期間に応じて20~100ポイントもらえる。都内の東急ストアでは、マイバッグを持参して買い物をした場合ポイントカードに付与される。

都は、事業を通じて時差出勤やレジ袋の使用抑制などの行動変化につながったかどうかを検証。20年度の試行結果も踏まえて、本格導入を検討する。

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