海自護衛艦、中東へ出港=情報収集任務で―横須賀基地

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中東海域の日本関係船舶の安全確保のため、海上自衛隊の護衛艦が2日、横須賀基地(神奈川県)を出港した。今月下旬からオマーン湾やアラビア海北部などで情報収集の任務に当たる。新規任務での護衛艦の海外派遣は2009年以来、11年ぶり。

2日午前10時40分ごろ、海自隊員208人を乗せた第6護衛隊所属の護衛艦「たかなみ」(4650トン)が同基地を出港。哨戒ヘリコプター2機を搭載し、海賊対処と同様に防弾ガラスや機関銃などを追加で装備した。約3週間で現地に到着し、約4カ月の活動後、次の部隊と交代する。

任務は防衛省設置法の「調査・研究」に基づく情報収集だが、攻撃を受けるなどの不測の事態には海上警備行動を発令して対応する。部隊を指揮する稲葉洋介1等海佐(48)は「しっかり準備してきたので、万全の態勢で臨める。日本船舶の安全確保のために情報収集活動をしっかりやっていきたい」と話した。

出港に先立ち、安倍晋三首相は「任務は国民の生活に直結する極めて大きな意義を有する。誇りと自信を胸に精励してください」と訓示した。

中東海域に向けて出港する海自護衛艦「たかなみ」を見送る乗員の家族ら=2日午前、神奈川県横須賀市中東海域に向けて出港する海自護衛艦「たかなみ」を見送る乗員の家族ら=2日午前、神奈川県横須賀市

中東海域への出港を前に、安倍晋三首相の訓示を受ける海自護衛艦「たかなみ」の乗員ら=2日午前、神奈川県横須賀市中東海域への出港を前に、安倍晋三首相の訓示を受ける海自護衛艦「たかなみ」の乗員ら=2日午前、神奈川県横須賀市

中東海域への出港前、護衛艦「たかなみ」艦上で別れを惜しむ海自隊員と家族=2日午前、神奈川県横須賀市中東海域への出港前、護衛艦「たかなみ」艦上で別れを惜しむ海自隊員と家族=2日午前、神奈川県横須賀市

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