鳥取砂丘近くに四つ星ホテル=22年秋に開業―鳥取市

政治・外交

鳥取市は4日、市が保有する鳥取砂丘西側の未利用地に高級ホテルを整備するため、事業者らとの間で基本協定と市有財産売却仮契約を結ぶ調印式を市庁舎で開いた。外国人富裕層をメインターゲットにしたハイグレードな四つ星ホテルを整備する計画で、2022年11月に開業予定。

式には、深沢義彦市長と開発会社「dhp都市開発」の榎本泰之代表取締役のほか、ホテル運営を担う「ホテルマネージメントジャパン」の高橋アラン社長、設計するINA新建築研究所の加藤朋行社長も出席した。

榎本氏は「山陰のインバウンドの起点として計画する。海外客に長期間、鳥取を体験してもらい、地元経済の発展に寄与したい」と語った。高橋氏は「鳥取の良さを世界は知らない」と述べ、アジアを中心に展開する世界的ホテルブランドと組んで誘客を図る考えを表明。砂丘周辺でのアクティビティに加え、中心市街地や市場への移動手段を確保すれば、JR鳥取駅周辺などににぎわいが生まれると説明した。

計画によるとホテルは二棟構成で、延べ床面積計約1万5300平方メートル。客室は約150室で、1泊の客単価は3万~3万5000円。2泊~1週間程度の滞在を想定しているという。

深沢市長は「鳥取の資源を生かした観光が課題の一つ。新たな魅力創出に期待する」と語った。ホテル予定地の土地は、19年2月の市の包括外部監査で有効活用するよう指摘を受けていた。(了)

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