新型肺炎、来週にも緊急対策=予備費活用「地域経済に配慮」―安倍首相

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安倍晋三首相は7日、新型コロナウイルスによる肺炎の拡大防止に向け、来週にも緊急対策を取りまとめる考えを明らかにした。対策提言のため首相官邸を訪れた自民党の岸田文雄政調会長に表明した。首相は予備費活用に言及し、「観光など地域経済への影響にも十分目配りしながら、政府として万全の対応をしていきたい」と述べた。

岸田氏は、中国からの入国拒否対象地域を拡大するなど水際対策の徹底、観光業をはじめとする中小企業の資金繰り支援などを盛り込んだ提言書を首相に手渡した。

一方、菅義偉官房長官は7日の記者会見で、船内で新型肺炎の感染が疑われる事例を確認したクルーズ船「ウエステルダム号」について、日本人5人が乗船していると説明。帰国手段に関し「本人の意思、今後の運航経路などを考慮しながら適切に対応していきたい」と述べた。

外務省はホームページなどで、中国全土の在留邦人や旅行者向けに「移動の制限措置がさらに拡大・強化される可能性を踏まえ、早期の一時帰国や中国への渡航の一時延期を積極的に検討ください」と呼び掛けた。

自民党の岸田文雄政調会長(左から3人目)らから「新型コロナウイルス関連肺炎対策本部からの提言」を受ける安倍晋三首相(右から2人目)=7日午前、首相官邸自民党の岸田文雄政調会長(左から3人目)らから「新型コロナウイルス関連肺炎対策本部からの提言」を受ける安倍晋三首相(右から2人目)=7日午前、首相官邸

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