対日信頼度、韓国が最低=東京五輪認知に差―海外6カ国調査

社会

公益財団法人「新聞通信調査会」は8日、海外6カ国で実施した世論調査の結果を公表した。日本に対する「信頼度」は韓国が前年比5.1ポイント減の13.0%と6カ国中最低。日本への好感度も韓国が同9.3ポイント減の22.7%と最も低く、止まらない両国関係の冷え込みが反映された。

対日信頼度は、近年上昇傾向にあった中国も同6.7ポイント下がり、25.7%。タイ(95.6%)、米国(79.5%)、フランス(76.6%)、英国(63.0%)と比べて中韓の低さが際立った。

日本のことが報道されると「関心がある」との回答はタイがトップの77.1%で、韓国が同11.9ポイント増の75.3%と続いた。調査会は韓国で急増した理由について、元徴用工問題に端を発した日本の輸出管理強化や、軍事情報包括保護協定(GSOMIA)の韓国の一時破棄決定など「昨年夏以降の影響が色濃く出ている」と分析した。

2020年東京五輪・パラリンピックの開催を「知っている」との回答は韓国(91.6%)、中国(80.6%)が突出しており、仏(69.2%)、英(64.6%)、米(55.6%)、タイ(41.9%)など各国で認知度にばらつきが見られた。

また、日本のアニメや漫画、コスプレなどサブカルチャーへの関心を今回初めて尋ねたところ、「関心がある」は中国が最多の62.9%で、タイが46.8%と続いた。米英仏は20%台、韓国は18.4%にとどまった。

世論調査は15年から行っており、今回で6回目。19年11~12月に6カ国でそれぞれ約1000人から回答を得た。

日中韓ビジネス・サミット開会前の写真撮影時、擦れ違う安倍晋三首相(右)と韓国の文在寅大統領=2019年12月24日、中国・四川省成都日中韓ビジネス・サミット開会前の写真撮影時、擦れ違う安倍晋三首相(右)と韓国の文在寅大統領=2019年12月24日、中国・四川省成都

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