ソフトバンクG子会社の合併容認=携帯大手Tモバイルと―米連邦地裁

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【ニューヨーク時事】米ニューヨーク州の連邦地裁は11日、米携帯電話4位でソフトバンクグループ傘下のスプリントと3位のTモバイルUSの合併案を認める決定を下した。合併によって競争が減り、通信料金値上げなどにつながるとして、差し止めを求めた13州と首都ワシントンの訴えを退けた。決定を受け、両社は今年4月にも合併手続きを終える方針を示した。

米司法省と米連邦通信委員会(FCC)は既に合併を承認している。ただ、訴訟を主導するニューヨーク州のジェームズ司法長官は「消費者利益を損なう巨大合併との闘いを続ける」との声明を出し、上訴も含めて対応を検討する意向を表明。先行きには不透明感が残っている。

決定では、競争環境を維持するため、スプリントが一部事業を別会社に売却することも考慮。2社の合併が競争を大きく損なう可能性は低いと指摘した。

実現すれば、ソフトバンクGは、多額の有利子負債を抱えるスプリントを連結子会社から外せるため、財務負担を軽減できる。先進的な技術を持つ企業などへの投資に力を入れる考えだ。

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