病院船「加速的に検討」=新型肺炎対応で加藤厚労相―衆院委

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衆院予算委員会は12日午前、安倍晋三首相と関係閣僚が出席し、集中審議を行った。加藤勝信厚生労働相は新型コロナウイルスによる肺炎の拡大を踏まえ、診察や治療機能を持つ「病院船」の配備について「加速的に検討していく必要がある」と前向きな考えを示した。自民党の赤沢亮正氏への答弁。

加藤厚労相はクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の感染者を陸上搬送して入院させている状況に関し、「それなりに感染リスクもある」と指摘。病院船活用は「十分あり得るのではないか」と語った。

首相は、新型肺炎をめぐりインターネット上で広がる虚偽情報に懸念を示し、「正確な情報を発信し、国民の理解を促進していく」と強調した。公明党の佐藤茂樹氏への答弁。

国民民主党の後藤祐一氏は、黒川弘務東京高検検事長が国家公務員法の特例規定で定年延長されたことを問題視した。

人事院の松尾恵美子給与局長は、定年制導入当時の1981年の国会答弁で、検察官と大学教員の定年は国家公務員法の適用外と政府が説明していたことについて「現在まで特に議論はなく、同じ解釈が続いている」と述べる一方、検察官の定年は「検察庁法の解釈に関わることで、法務省で適切に整理されるべきだ」と語った。

首相主催「桜を見る会」前夜祭をめぐり、立憲民主党の黒岩宇洋氏は、首相がどういう立場で参加したのかをただした。首相は「食事は取っていない。形式的に乾杯するが飲酒はほとんどなく、ゲストとして行っている」と述べ、首相を招いたのは「後援会」と説明した。

衆院予算委員会で答弁する加藤勝信厚生労働相=12日午前、国会内衆院予算委員会で答弁する加藤勝信厚生労働相=12日午前、国会内

衆院予算委員会で答弁する安倍晋三首相=12日午前、国会内衆院予算委員会で答弁する安倍晋三首相=12日午前、国会内

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