75歳以上運転の死亡事故401件=昨年、全体の14%―操作ミス3割・警察庁

社会

昨年1年間に自動車やバイクで75歳以上の運転者が起こした交通死亡事故は401件に上ったことが13日、警察庁のまとめで分かった。前年より59件減ったが、死亡事故全体に占める割合は14.4%で、過去最高だった前年に次ぐ高い水準となった。

自動車による死亡事故(358件)の原因は、ハンドル操作の誤りやブレーキとアクセルの踏み間違いなど「操作の誤り」(107件)が最多で、30%を占めた。75歳未満の運転者(12%)と比べて高い水準となった。

昨年末時点の75歳以上の免許保有者は582万6673人。10万人当たりの死亡事故件数は6.9件で、75歳未満(3.1件)の2倍以上だった。死亡事故全体の件数は2780件で、10年前より約1600件減った。

昨年4月には、東京・池袋で87歳の男性が運転する乗用車が赤信号を無視して横断歩道に突っ込み、31歳の母親と3歳の娘が死亡する事故があった。85歳以上の運転者による昨年の死亡事故は72件に上った。

警察庁の有識者会議は昨年12月、高齢運転者の事故対策として、運転技能検査や、自動ブレーキなどを搭載した安全運転サポート車限定免許の導入を柱とする中間報告をまとめており、同庁は検討を進めている。

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