新型肺炎、検疫時の隔離可能に=無症状も強制入院対象

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厚生労働省は13日、新型コロナウイルスによる感染症の患者や疑いがある人に対し、検疫時に隔離などができるよう政令改正すると発表した。無症状の感染者についても強制入院できるようにする。クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」での集団感染や無症状の感染者が見つかったことを踏まえた措置。14日から施行される。

政令改正では、入国前の検疫時にできる措置に、患者らを医療機関などに入院させる「隔離」や、疑いがある人を指定の施設に滞在させる「停留」を追加する。また、無症状の人を強制入院の対象とすることで、治療費を公費負担できるようにする。

ダイヤモンド・プリンセスの乗客らは、3日から続いている再検疫が終わらない限り下船できないため、事実上の隔離状態に置かれている。政府は乗客に個室での待機を求めているが、明確な法的根拠はなかった。

政府は1日、新型コロナウイルスについて感染症法上の「指定感染症」と検疫法上の「検疫感染症」に指定する政令を施行。症状のある患者への強制入院や検疫時の検査などを行えるようにしたが、無症状の人や検疫時の隔離は対象外だった。

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