日本、バランス取った判断を=クルーズ船問題―WHO

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【ミュンヘン時事】世界保健機関(WHO)で緊急事態への対応を統括するマイク・ライアン氏は14日、ジュネーブで記者会見し、横浜港での停泊が続くクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」について、日本政府が新型コロナウイルスへの水際対策と、乗客乗員の福祉の間で「正しいバランス」を取った判断をすることを望むと語った。

ライアン氏は「(スイスと日本の)この距離から対応の是非を判断するのは難しい」と立ち入った評価は避けつつも、特に高齢者など「より弱い状態の人々」に配慮する必要があると指摘。日本側もその重要性を認識していると語った。

また、東京五輪に関し、過去の五輪と同様、感染症拡大のリスク判断を行うための「技術的な支援」を行う用意があると表明。感染の恐れがある中で大会を開催するかは「主催者やホスト国の判断」で、WHOの役割ではないと強調した。

世界保健機関(WHO)で緊急事態への対応を統括するマイク・ライアン氏=12日、ジュネーブ(AFP時事)世界保健機関(WHO)で緊急事態への対応を統括するマイク・ライアン氏=12日、ジュネーブ(AFP時事)

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