ケフィア元代表ら9人逮捕=2200億円不正集金か―警視庁

社会

経営破綻した通信販売会社「ケフィア事業振興会」(東京都千代田区)が不正に資金を集めていたとされる事件で、警視庁生活経済課は18日、出資法違反(預かり金の禁止)容疑で、元代表鏑木秀弥容疑者(84)=葛飾区東新小岩=ら当時の幹部計9人を逮捕した。鏑木容疑者は「金を集めたことは間違いない」と容疑を認めているという。

同社は2000年3月~18年8月まで、全国47都道府県の4万4000人超から計約2200億円を不正に集めたとみられている。ほとんどが返済されていないといい、同課は詐欺容疑での立件も視野に、実態解明を進める。

逮捕容疑は17年4月~18年6月ごろ、元本保証などを約束し、「オーナー募集」などの名目で、9都道県に住む50~80代の男女19人から計約1億8000万円を集めた疑い。

消費者庁などによると、同社はヨーグルトなどの加工食品について、1口5万円で出資を募り、5~10%程度の利子を加算して買い戻す「オーナー制度」や、設備投資資金などの名目で出資を募る「サポーター制度」などを展開していた。

しかし18年8月、支払いが滞っているとの相談が多数寄せられているとして、同庁は社名を公表して注意喚起した。

出資法違反容疑で逮捕された通信販売会社「ケフィア事業振興会」の元代表鏑木秀弥容疑者=18日午前、東京都葛飾区出資法違反容疑で逮捕された通信販売会社「ケフィア事業振興会」の元代表鏑木秀弥容疑者=18日午前、東京都葛飾区

ケフィア事業振興会から押収された、オーナー募集のパンフレットや被害者が記入した応募はがき、顧客情報が入った電子機器など=18日午前、東京都千代田区ケフィア事業振興会から押収された、オーナー募集のパンフレットや被害者が記入した応募はがき、顧客情報が入った電子機器など=18日午前、東京都千代田区

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