三菱UFJ、アジア配車大手と提携=800億円出資、スマホで金融サービス

経済・ビジネス

三菱UFJ銀行と東南アジア配車サービス大手グラブが資本・業務提携することが19日、分かった。同行を中心にグループ会社で今年半ばまでに最大800億円をグラブに出資。同社が提供するスマートフォンアプリを通じ、個人向けローンなどの金融サービス事業を共同で行う。

東南アジア事業の強化を進める三菱UFJ銀は、同地域で大規模な顧客基盤を持つグラブとの提携により、銀行を利用しない顧客層との接点を広げる狙いがある。

グラブはシンガポールを拠点とし、東南アジアでライドシェア(相乗り)やタクシー配車を行っている。これら配車サービスをはじめ、食事の配達、ホテル予約、決済などが一つのアプリで利用できる「スーパーアプリ」を展開している。

三菱UFJ銀は金融商品に加え、返済能力の判定や貸出資金の回収、金融当局への折衝など金融事業におけるノウハウをグラブに提供。一方で、競争が激化するデータビジネス市場を踏まえ、グラブが得意とするデータ解析技術などを自社サービスに生かしたい考えだ。

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