乗客下船、2日目終了=クルーズの274人―21日に完了・厚労省

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新型コロナウイルスの集団感染が起きたクルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」では20日、船内待機している乗客の2日目の下船が進められた。発熱などの症状がなく、ウイルス検査が陰性の人が対象で、同日は274人が船を下りた。乗客の下船は、感染者の同室者らを除き21日に完了する予定。

厚生労働省によると、20日は午前10時20分から午後3時40分にかけ274人が下船。同省は、下船後2週間は発熱などの有無を毎日チェックした上で、念のため不要不急の外出を控えるよう要請した。外出時にはマスクを必ず着用することや、せきや発熱などの症状が出た際は専用回線に連絡することも求めた。

クルーズ船は1月20日に横浜を出港したが、香港で下船した男性の感染が2月1日になって発覚。同省は、船が3日夜に横浜に入港して以降、乗客らの検疫を続けてきた。5日に10人の感染が判明したため、ウイルスの潜伏期間を考慮し、乗客に対し同日から14日間の自室待機を求めるなどの感染防止策を取った。

同船では20日、新たに乗客ら13人の新型ウイルス陽性が確認された。同日までに検査結果が判明した延べ3063人のうち、感染者は計634人(日本人270人)となった。

大黒ふ頭を出るクルーズ船の乗客が乗っているとみられるバス=20日午後、横浜市大黒ふ頭を出るクルーズ船の乗客が乗っているとみられるバス=20日午後、横浜市

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