湖北省工場、1カ月超停止=ホンダ・日産―トヨタは中国全工場再開へ

経済・ビジネス

ホンダは21日、新型肺炎拡大の影響で中国湖北省武漢市にある完成車工場の操業再開を3月11日以降に再延期すると明らかにした。湖北省襄陽市に持つ日産自動車も再稼働を延期する。企業全体の休業期間を同10日まで延ばした同省政府の要請を踏まえた。当初は春節(旧正月)連休明けの今月3日から操業する予定だった。1カ月を超える停止を余儀なくされ、業績に打撃を与えそうだ。

ホンダは肺炎震源地である武漢市に三つの工場を持ち、生産能力は年60万台。感染拡大に伴い、今月24日以降としてきた再開時期を先送りした。襄陽市に完成車工場を持つ日産も同日以降を目指した操業再開時期を繰り下げる。

湖北省以外では、トヨタ自動車が既に三つの完成車工場を通常の半分程度の能力で再開。21日には残る四川省成都市の工場も24日に再稼働すると明らかにした。

武漢市内の日系進出企業では、日立製作所グループが自動車部品工場の、ダイキン工業は業務用空調機器を手掛ける工場の稼働をいずれも再延期。サプライチェーン(部品供給網)などの混乱が長引くと、中国内外で生産停滞を招く恐れがある。

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