新たに3人死亡=新型コロナ、11人に

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和歌山県は28日、新型コロナウイルスに感染した農業の70代男性が死亡したと発表した。死因は新型コロナウイルス肺炎など。厚生労働省も同日、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客だった東京都内の70代女性と、乗船していた英国籍の男性が死亡したと発表した。国内感染者のうち、死亡が確認されたのは11人となった。

県によると、男性は1月28日、複数の感染者が出た済生会有田病院(湯浅町)の皮膚科外来を受診。6日に39度の発熱で同病院に入院し、肺炎と診断された。その後、転院先の医療機関でウイルス検査の結果、陽性が判明した。

人工呼吸器を付けて治療を続け、22、24日の2回の検査でいずれも陰性だったが、容体が急変し、28日死亡した。

厚労省によると、死亡した乗客の女性は高血圧と糖尿病の基礎疾患があった。英国人男性については、年代や乗員乗客の別、死亡場所などを明らかにしていない。クルーズ船の死者は6人となった。

静岡市では28日、同船の乗客で、20日に下船した60代男性の感染が判明した。船内待機後の下船者で感染が確認されたのは5人となった。静岡県内の感染者は初。厚労省は28日、30代の女性検疫官1人の感染が判明したと発表した。女性は同船で主に検体採取の補助業務を担当していた。

大阪府では、感染者家族の未就学女児と40代女性が感染。女児は大阪市の認可外保育施設に通園しており、同施設は3月12日まで休園する。女性は東大阪市の医療機関に勤務し、入院患者らと接していたという。

緊急事態が宣言された北海道では28日、新たに10歳未満の男児を含む日本人の男女12人の新型ウイルス感染が判明した。

このほか28日に感染が確認されたのは、神奈川県の70代女性▽名古屋市の60代男性▽石川県の50代男性。

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