「市場の安定確保に努める」=黒田日銀総裁が異例の談話―新型コロナ拡大で

政治・外交

日銀の黒田東彦総裁は2日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、「潤沢な資金供給と金融市場の安定確保に努めていく」との談話を発表した。総裁の談話発表は2016年6月に英国の欧州連合(EU)離脱問題を受け、財務相と共同で発表して以来となる。単独では15年7月のギリシャ危機以来で、極めて異例だ。

新型コロナウイルスをめぐっては、安倍晋三首相が先月29日の記者会見で、今月10日をめどに緊急対応策をまとめる方針を表明。感染拡大が日本経済を悪化させるとの危機感が急速に高まっており、日銀も政府に歩調を合わせた形となった。

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