和牛保護2法案を閣議決定=海外流出、罰金1000万円

政治・外交

政府は3日、和牛の遺伝資源(受精卵と精液)の海外流出を防ぐための関連2法案を閣議決定した。新たに制定する家畜遺伝資源不正競争防止法案は、遺伝資源を不正に海外に持ち出した場合、10年以下の懲役または最大1000万円の罰金を科す。不正利用に対する差し止め請求権も認め、国内外で人気が高い和牛の保護を徹底する。

家畜改良増殖法改正案は、遺伝資源の流通管理を厳格化するため、畜産関係者らに対し譲渡の履歴を記録するよう義務付ける。中国に遺伝資源が大量に持ち出されそうになる事件が2018年に発覚。畜産農家らから対策を求める声が強まり、農林水産省が法改正の検討を進めていた。

[Copyright The Jiji Press, Ltd.]

時事通信ニュース 農林水産政策 法案 中国 日本