国内感染1000人超=新型コロナ、山口などで新たに判明

社会 暮らし

山口県や京都市などで4日、新型コロナウイルスの新たな感染者が判明した。国内での感染確認は、クルーズ船の乗客乗員らを合わせ1000人を超えた。中国地方での感染確認は初めて。

山口県などによると、感染を確認したのは同県下関市の40代の男性会社員。2月23日に発熱し、3月3日に陽性と分かった。家族に症状は出ていない。男性は2月12~21日の間、福岡、熊本、大分各県へ出張し、同僚と共に社用車で移動していたという。

京都市によると、市内で50代女性の感染が判明。女性は2月15、16日、既に判明した別の市内の50代女性と共に、複数の感染者が出ている大阪市のライブハウスのコンサートに参加した。これとは別に京都市の50代男性の感染も確認された。

東京都では4人の感染が新たに判明。このうち世田谷区にある保育園の30代女性職員と、40代の女性会社員も、大阪市のライブハウスのコンサートに参加した。

このほか、大阪府で9人、愛知県で8人、北海道で男性3人、松山市で30代女性、宮崎市で70代男性、熊本県で40代女性の感染が新たに判明。千葉県では市川市のスポーツクラブを利用した5人目の感染者が確認され、高知県で10歳未満の小学生男児を含む4人も陽性となった。宮崎県では初の感染者。

また厚生労働省によると、三重県に住む40代の日本人男性が4日に中部空港に帰国した際、息苦しさなどを訴えたため空港の検疫所で検査した結果、新型ウイルス感染が確認された。男性は2月16日に仕事のため日本を出発し、カンボジアやフィリピンに滞在するなどし、4日に帰国した。空港での検疫で感染が確認されたのは国内初。

新型ウイルスをめぐり、国内では1月に初めて神奈川県で30代男性の感染が確認されて以降、全国各地で感染者が続出し、4日までに310人を超えた。このほか、政府のチャーター便で中国から帰還した計828人のうち15人、クルーズ船「ダイヤモンド・プリンセス」の乗客乗員のうち706人の感染が判明している。

[Copyright The Jiji Press, Ltd.]

時事通信ニュース 健康・医療 暮らし 社会 日本 中国 山口県