セブン、米コンビニ買収断念=金額面で折り合わず

経済・ビジネス

セブン&アイ・ホールディングスが、検討していた米石油精製大手マラソン・ペトロリアム傘下のコンビニエンスストア運営会社スピードウェイの買収を断念したことが5日、分かった。約2.5兆円とされる買収額で折り合いがつかなかった。

セブン&アイ関係者は「金額が高すぎた」と買収断念の理由を説明。「成長エンジン」(井阪隆一社長)と位置付ける海外事業の見直しを迫られるのは必至だ。

スピードウェイは、セブン&アイにとって「喉から手が出るほど欲しい案件」(国内流通アナリスト)。北米事業強化に向け、自力での店舗拡大には限界があるためだ。とはいえ、約2.5兆円とされる買収額は加盟店を含めた同社の国内コンビニ売上高(年間)の半分に達するほどの規模で、「財務基盤が悪化する」(別のアナリスト)と懸念する声も多かった。

[Copyright The Jiji Press, Ltd.]

時事通信ニュース 提携・合併・買収 日本 米国