韓国、対抗措置を検討=日本の入国制限強化で

政治・外交

【ソウル時事】韓国の丁世均首相は6日、ソウル市内の会合で、新型コロナウイルスの感染拡大防止で日本政府が韓国からの入国制限を強化したことについて、「非常に遺憾だ」と述べ、「このような過度で不合理な措置」の速やかな撤回を求めた。その上で、韓国政府も「適切な対応措置」を講じる考えを表明した。

韓国外務省の趙世暎第1次官は6日、冨田浩司駐韓国大使を呼び、抗議する予定。同省は日本政府の措置に対し、「事前にわれわれと十分な協議もなかった」と指摘し、「極めて遺憾だ」と批判した。

また、対抗措置については「国民の安全を最優先に考慮し、あらゆる可能な措置を検討中だ」と強調した。大統領府は6日午前、国家安全保障会議(NSC)の常任委員会を開き、日本の措置に対して「必要な対応策を検討する」ことを決定した。

韓国からの渡航者への入国禁止や入国制限強化の措置を取ったのは、これまで102カ国・地域に上る。康京和外相は6日午後、各国の在韓大使館関係者を招き、韓国政府の感染拡大防止の取り組みなどを説明する。

保健福祉省によると、韓国での感染者は6日、6284人に達した。感染確認後、3週間経過したり、検査で2回陰性が確認されたりして隔離が解除されたのは108人。死者は42人。

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