慰霊碑に献花、安全誓う=日比谷線事故20年―東京メトロ

社会

乗客69人が死傷した営団地下鉄(現東京メトロ)日比谷線の列車脱線衝突事故は8日、発生から20年となった。東京メトロの山村明義社長(62)ら経営幹部3人は同日、東京都目黒区の事故現場付近にある慰霊碑を訪れ、献花した。

冷たい雨が降りしきる中、山村社長らは事故の発生時刻に黙とう。「安全輸送の確保に全役職員が一丸となって取り組んでまいりますことを誓います」などと記された「安全の誓い」を黙読した。

山村社長は「事故の重大性を痛感する。亡くなられた方の無念さ、けがをした方の苦しさを思うと胸がいっぱいになる」と神妙な面持ちで語った。同社では事故後に入社した社員が全体の3分の2を超え、教訓の伝承などが課題となっている。

事故は2000年3月8日午前9時1分に発生。恵比寿―中目黒間のカーブで、走行中の列車の8両目が脱線し、対向列車の6両目に衝突。車両が大破し、乗客5人が死亡、64人が負傷した。

地下鉄日比谷線脱線事故の慰霊碑に献花する東京メトロの山村明義社長(左から2人目)ら=8日午前、東京都目黒区地下鉄日比谷線脱線事故の慰霊碑に献花する東京メトロの山村明義社長(左から2人目)ら=8日午前、東京都目黒区

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