北朝鮮、再び飛翔体発射=日本EEZ外落下、今年2回目

政治・外交

【ソウル時事】韓国軍合同参謀本部によると、北朝鮮は9日午前7時36分(日本時間同)ごろ、東部の咸鏡南道・宣徳付近から日本海に向け、複数の種類の飛翔(ひしょう)体を発射した。北朝鮮の飛翔体発射は2日以来で、今年2回目。日本政府も北朝鮮から複数の弾道ミサイルとみられるものが発射されたと発表した。いずれも日本の排他的経済水域(EEZ)の外に落下したもようだ。

韓国軍は、北朝鮮が2月28日と3月2日に続き「冬季訓練の一環として多種の放射砲を含む合同打撃訓練を実施した」と説明。当初は3発発射したと発表したが、詳細は分析中という。飛距離は最大約200キロ、高度は最高約50キロだった。

韓国大統領府は9日午前、飛翔体について「短距離ミサイル」だと指摘し、訓練継続は「朝鮮半島の平和定着に向けた努力の助けとならない」と批判した。

日本政府も「度重なる発射は、わが国を含む国際社会全体にとっての深刻な課題だ」と強調。安倍晋三首相は、情報収集・分析に全力を挙げ、航空機や船舶の安全確認を徹底し不測の事態に備えるよう指示した。政府は国家安全保障会議(NSC)を開き、対応を協議。米政府高官も「状況を注視し続け、同盟国の日本や韓国と協議している」と表明した。

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