免許返納が最多60万人=昨年、75歳未満でも急増―警察庁

社会

昨年1年間に運転免許証を自主返納した人の数が、1998年の返納制度導入以降最多の60万1022人(前年比17万9832人増)となったことが9日、警察庁のまとめで分かった。

75歳以上の運転者の返納が35万428件(同5万8339件増)で58%を占める一方、75歳未満が同12万1493人増の25万594人と大幅に増えた。

東京・池袋で昨年4月に母子が死亡するなど高齢運転者による事故が相次ぐ中、自主返納への社会的な関心が高まったことが背景にあるとみられる。返納すると、タクシー運賃の割引などの特典がある運転経歴証明書の交付が受けられる。

警察庁によると、昨年末時点で75歳以上の運転免許保有者は約582万人。同庁は、高齢や病気などで運転に不安を感じる人や家族への相談窓口と専用ダイヤル(#8080)を設けており、担当者は「積極的に活用してほしい」と話した。

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