採火式、引き継ぎ式は無観客=東京五輪の聖火リレー―新型コロナ感染拡大受け

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東京五輪の聖火リレーで、ギリシャのオリンピアで12日に行われる採火式、19日にアテネで大会組織委員会が聖火を引き継ぐ式典ともに無観客で実施することが9日、決まった。新型コロナウイルスの感染拡大のため。組織委の武藤敏郎事務総長が国際オリンピック委員会(IOC)、ギリシャ・オリンピック委員会(HOC)との3者による電話会議後に明らかにした。

採火式には、IOCと組織委が認めた招待者100人のみが出席する。日本側の渡航者は当初より規模を減らし、35人程度に絞り込む。

11日に予定されている採火式のリハーサルは非公開で行われる。採火式の後にギリシャ国内を巡るリレーは規模が縮小される見込み。

採火式をめぐっては、オリンピア市長らが協議した上で5月に延期することをIOCに提案。同市担当者によると、延期提案に対してIOC、組織委の反応は「後ろ向きだった」という。

武藤事務総長は聖火が到着した後に宮城、岩手、福島の被災3県を巡回する「復興の火」について「中止は考えていない」と述べ、福島県のJヴィレッジをスタートする26日の式典は「(規模を)縮小せざるを得ない」との見通しを示した。

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