いじめ、昨年検挙266人=校内暴力、小学生で増―警察庁

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いじめが原因で昨年1年間に全国の警察が摘発した事件は203件で、検挙や補導した児童・生徒は266人だったことが12日、警察庁のまとめで分かった。ともに前年より増加した。

校内暴力での検挙・補導は690人(前年比34人減)で減少傾向にあるが、小学生は増加し5年前の約2倍の160人が補導された。

いじめ事件の内訳は暴行と傷害が計113件、主にインターネットを利用した児童買春・ポルノ禁止法違反が42件。小学生が66人、中学生が140人、高校生が60人だった。

嫌がらせへの仕返しなどで重大な事件に発展するケースもある。埼玉県所沢市で昨年7月、中学2年の男子生徒が同級生を刺殺する事件があったほか、殺人未遂も2件あった。

いじめの被害者203人への調査では、保護者に相談した割合が55.7%で前年の73%より減った。誰にも相談しなかったのは22.2%で、前年より増えた。

一方、校内暴力は検挙・補導が中学生は427人(前年比37人減)、高校生が103人(同7人減)といずれも減少したが、小学生は同10人増だった。

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