黒田日銀総裁「必要に応じ適切な手段」=株安・円高で首相と会談―新型コロナ

政治・外交

安倍晋三首相は12日、黒田東彦日銀総裁と首相官邸で約1時間会談した。新型コロナウイルスの感染拡大を受けて、急激な株安や円高が進行するなど混乱が広がる金融市場の動向や世界経済への影響について話し合った。会談後、黒田総裁は記者団に対し「市場の状況を十分注視しつつ、必要に応じて適切な手段をタイムリーにちゅうちょなくやっていく」と述べた。

日銀による市場への潤沢な資金供給や年間6兆円としている上場投資信託(ETF)買い入れの拡大が念頭にあるとみられる。12日も約1000億円のETFを買い入れた。日銀は18、19の両日、金融政策決定会合を開き、追加策の必要性を議論する見通しだ。

安倍晋三首相との会談後、記者団の質問に答える黒田東彦日銀総裁=12日午後、首相官邸安倍晋三首相との会談後、記者団の質問に答える黒田東彦日銀総裁=12日午後、首相官邸

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