鮮魚列車、ラストラン=半世紀の歴史に幕―近鉄

社会

三重県の伊勢志摩地方で取れた魚介類を大阪へ運んできた近鉄の行商人専用列車「鮮魚列車」が13日夕、最後の運行を行った。1963年のスタートから半世紀超。大阪上本町駅(大阪市天王寺区)では多くの鉄道ファンらが駆けつけ、帰途に就く名物列車を見送った。

鮮魚列車は行商人専用の貸し切り列車として、日曜日と祝日を除く毎日、宇治山田駅(三重県伊勢市)と大阪上本町駅をつないだ。最盛期には1日100人以上いた利用者の減少に歯止めがかからず、近鉄は14日のダイヤ改正で廃止を決めた。今後は一般の急行列車に専用の1車両を連結する。

大阪上本町駅を出発する近鉄の行商人専用の貸し切り列車=13日午後、大阪市天王寺区大阪上本町駅を出発する近鉄の行商人専用の貸し切り列車=13日午後、大阪市天王寺区

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